「ナバさん、不思議なもの見つけたよ!」
まるで最高の獲物でも見つけたかのように
学生が興奮しながら、葉っぱを手に部屋に入ってきた。
「調べてみようか?」
虫眼鏡片手に葉をよく見ると、丸く切り取った葉っぱをかぶって一匹の幼虫を発見。
「幼虫図鑑」「イモムシ図鑑」を使って調べるとガの仲間の幼虫らしい。「不思議だね~」としゃべりながら、皆でじっくり観察。
「ところでこの葉っぱ何の植物だろう?」
「生えていた場所に行って調べてみようか?」
フィールドノートと検索図鑑を持って外へ直行。
今度は植物の検索方法の実習スタートです。
図鑑で調べたり、
虫眼鏡で観察したり
周辺の環境をマクロに見たり
いろいろ推測してみたり。。。。
すべてすべて「なんだろう」「どうしてだろう」からスタートしている
素敵な学びがここにはあります。そこからはじまる学びはホンモノです。
学生の「なんだろう?」「どうしてだろう?」に合わせて自由に授業が
組める上に、すぐにフィールドに出て自分の目で確かめることのできる
アカデミーの学習環境ってやっぱり恵まれてますね。
自然体験活動指導者・インタープリター養成コース
なんちゃって講師
萩原ナバ裕作