その第一回の春のキャンプでは,5/1-2にかけて演習林散策や食事づくり,古城山登山を行いました。この日のために,学生たちは事前に役割分担を決め,準備してきました。一週間前の天気予報では,あまり良くない予報だったため心配していましたが,ちょうど一日ずれ,両日とも良い天気で迎えることができました。
写真は「森の案内人」こと川尻先生の案内のもと,演習林散策している様子です。等高線図を読み解きながら,演習林内を回ります。これからの2年間の実習でお世話になる山なので,早い段階でその全体像を把握してもらいます。今回の実習では,大杉から山の神の前を通り,馬の背岩で昼食をとり,四寸傘,昼飯岩,青樹滝と,ぐるっと一周してきました。
演習林には様々な植物が生育しています。写真は有毒植物のマムシグサの説明を受けているところです。その他にも,食べることのできる植物やイノシシの痕跡を観察することができました。
下山後は,自力建設の岬の茶屋のかまどを利用して,カレーライスを作りました。試行錯誤して薪で火をおこし,羽釜でご飯を炊きました。意外に美味しくできてびっくり。調理係の学生さん,良い仕事してますね。たき火を囲んで団らんの後,夜は学内各所の自力建設の建物内で寝袋泊しました。
翌朝,朝の7時からかまどで朝食づくりです。昨日の経験もあり,火をおこすのは慣れたものです。朝食も美味しく作ることができました。
お昼のおにぎりをつくり,後片付けをしてから,学校の裏の古城山に登ってきました。植生を観察しながら登り,途中の展望台で昼食のおにぎりを食べました。頂上を通って,15時ごろ下山。皆無事に帰ってくることができて良かったです。今回の実習を通して,仲間の人となりを良く知ることができたかと思います。今後の学生生活でのチームワークに期待します。次は夏の登山です。楽しみにしていて下さい。
最後に,学生の皆さん,エンジニア科担当の先生方,お疲れさまでした。
En1担任 玉木