2013年5月22日水曜日

少数精鋭で受ける 「木材の流通と販売戦略」 i n 林業再生講座

クリエーター科林業再生講座の2年生のための
              「木材の流通と販売戦略」 第二回目



 今回も岐阜県庁県産材流通課の中通技術主査にお越し頂き、岐阜県内での木材流通の現状を
お話ししてもらいました。

 岐阜県内の森林資源の偏りから始まり、その資源の活用状況まで考察しました。

 また、農林水産省の統計から見ると、全国の製材工場で消費される原木の4割が国産材である
現状。林野庁木材統計から見ると、岐阜県の製材工場数は277工場と全国2位の多さ。しかし
その裏返しとして小規模な工場が多いことを意味します。
 岐阜県内の製材工場の岐阜県産材使用率は60%と、意外に高い。・・・もっと頑張らねば!


 国産材の流通は下の写真のように複雑。最近は直送システムも増えてきた。直送システムに
ついては次回、県森連の林産システム推進センター所長からお話を伺う予定です。



 岐阜県内の森林認証は (1)FSC(世界規格) 、(2)SGEC(日本独自の企画) の二種類

 FSCFM認証CoC認証に分けられ 、FMは東白川村森林組合と岐阜県県有林、CoCは
東白川村森林組合と木彩工房ネットワーク。

 SGECFM認証CoC認証に分けられ 、FMは加子母森林組合、王子製紙、三井物産、中津川
市苗木財産区などが、CoCは加子も森林組合、倉地製材所、住友林業グループ関係、親和木材
などが・・・・


  また岐阜県では、岐阜県産材であり、合法木材であることを納品書に記す証明制度である
岐阜証明材推進制度」を導入し、平成23年3月までに538社が登録し、原木市場取引のほと
んどが岐阜証明材となっている。
 


 上記の制度に加えて、岐阜県産材の付加価値を高めるための「ぎふ性能表示材」を導入して
おり、含水率表示曲げ性能表示など、JAS(日本農林規格)とともに高品質な製品の安定供給
を目指しています。


 
 さて、今日の最後は岐阜県の「東濃桧」と「長良杉」についてです。
東濃桧」は製材業界団体からのネーミングによる銘柄、「長良杉」は行政主導でつくった銘柄。

 そこで「長良杉」を今後どのように売るか

 「長良杉」ブランド再構築のために、(1)何をすべきか。 (2)何ができるか。 加茂郡東白川村の
株式会社 山共 の事例を参考に考えました。



 今回も中通さん、有り難う御座いました。次回は現場簿見学も含めて、より岐阜県産材の流通
を探りたいと考えています。

 以上報告、JIRIこと川尻秀樹でした。