2013年12月17日火曜日

木造建築の新しいかたち(その39)【短期技術研修:耐震セミナー(第6回)】

 短期技術研修 耐震セミナー「許容応力度計算演習」は、月に1回、全10回で許容応力度計算をマスターすることを目的に開催している研修です。時間は仕事帰りに立ち寄れるように、18:00~21:00を設定しています。

 10月に第6回を開催致しました。そのメインの内容は、水平構面の検討です。

 一般的に木造2階建て以下住宅などの小規模な建物の場合は、構造計算をしなくても良いルート、すなわち「壁量計算ルート」で簡易な構造チェックがなされているにすぎません。その「壁量計算ルート」では、水平構面についてはノーチェックです。






 最近よくみる「大きな吹き抜け」、「スキップフロア」、「大屋根」などがあっても「壁量計算ルート」では、水平構面はノーチェックで設計が完了します。

 構造計算ではもちろん水平構面のチェックは行います。この研修では水平構面のチェック手法を学んで頂きました。