林業再生講座1年生の共作です。
最新技術の動向の授業で、「人工林の今と将来を考える」と題した岐阜県森林研究所の研究・成果発表会を拝聴してきました。講座の2年生、エンジニア科2年生も一緒です。
会場に向かうバスの中で、横井先生から今回の研究・成果発表会に参加する目的が伝えられました。
今回は、研究成果に関して学ぶことはもちろんのことですが、2年生の課題研究において、どのように研究をすすめ、発表したらいいのか、専門の研究員の方々の論理展開、パワーポイントのまとめ方、立居振舞、質問の仕方などから学ぶことにあります。同様に1年生にとっても、今後多くのプレゼンの機会があり、学ぶべきことはたくさんあります。
みんな真剣に話を聞いていました。
そして、我らが横井先生から、「壮齢林を、目標とする高齢林へ ~樹冠でつなぐ森林管理~」と題した講演がありました。
そして、我らが横井先生から、「壮齢林を、目標とする高齢林へ ~樹冠でつなぐ森林管理~」と題した講演がありました。
幹を太らせるためには、大きな樹冠をキープすることが重要であること、樹冠をみて間伐することなど、将来の林業家の卵として、肝に銘じておかなければと思う内容がたくさんありました。
さらに、参加者から多くの質問があり、間伐に関する関心の高さが伺えました。
最後に、ポスターセッションの時間です。
今回が初の試みとなる「ポスター発表」として、9名の研究員の方の研究成果をまとめたパネルの展示と説明がありました。発表会終了後に、学生たちは各自の興味がある分野の展示を前に、研究員の方に積極的に質問している姿が印象的でした。
私は、前職で測量をしており、地形解析などそのときとリンクする内容があり、この技術・経験を林業へも活かせたらなんて、生意気なことを思ってみたり…
今回、研究員の方々の発表を聞かせていただき、多くのことを学ぶことができました。すべてをここで紹介できませんが、課題研究の進め方や、プレゼンの進め方(論理展開、立ち居振る舞い、PPTの作り込みなど)非常に参考になりました。
来年開催される2年生の方々の課題研究発表会では、今回学んだプレゼンのポイントが如何なく発揮されることでしょう。2年生の皆さん、期待してます!
1年生は4月に森林文化アカデミーに入学して、約3か月が経ちました。発表される方々がポイントをついてわかりやすく説明してくださっていたこともありますが、林業に関する専門用語や統計資料がすっと頭に入ってきて、課題等をイメージすることができ、いつの間にか林業頭ができてきていることに驚きました。
私たち1年生も、今後2年生に負けないように、取り組んでいきます。
林業再生講座 1年 飯嶋郁雄