2014年7月23日水曜日

もりもりキャンプ、福島キッズ4日目

今日も新しい遊び、ブランコづくりに天体観測


 福島キッズのキャンプ4日目、今日は午後から岐阜県や愛知県から来た子どもたちも合流する
「もりもりキャンプの第二弾」の始まり。

 これまで朝4時に起きて、ミヤマクワガタ、ネブトクワガタ、スジクワガタなどの昆虫採集や
小川での沢ガニや小魚捕り、ツリ-ハウスづくり等をしてきましたが、今日も新しい遊びが
生まれました。

 その一つが、自力建設の「こならの小径」につくった『まぼろしのブランコ』。7人ほどの子ども
たちが代わる代わるブランコを楽しみました。



 ブランコは学生のイイジマンの指導でつくり、ツリーボート(ハンモック)も設置しました。

 フリークライミング用の「もく木ボード」は女の子にも大人気、担当の学生である亀ちゃんも
急遽増設を試みました。木だと手触りも柔らかくて、イイネ!!


 自作プール担当は、エンジニア科のノンちゃん、アヤカ、ヤエの三人娘とクリエーター科の富井
さん。子ども達と一緒にプールにスライディングして水しぶきを上げていました。


 森の工房横では学生のマッチと、ジュニアリーダーのウッチーとミッチーの3人が
「スモークづくり」のはずが、なんと自分の背中を炙っていたのか?

 でもスモークは鶏肉、明宝ハム、チーズ、シーチキン、豚肉など美味しかったです。


 子どもによっては、学生リーダーのノエが飼っているニワトリのお世話。

 その辺に生えているハコベなどでもニワトリは喜んで啄んでくれます。これが何とも面白い。
12羽のニワトリは空を飛び、はね回る。これが子ども達にとっては興味深い。


 さぁ、夕方6時過ぎに、待ちに待った夕食の時間。
 今夜の主食はあんかけ焼きそば、あんには豚肉やシイタケ、野菜類がたっぷり。他にトマトや
キュウリのサラダ、ポテトサラダ、なすのお漬け物。


 各自が自分が食べる分だけとって行きます。

 麺を大盛りする子や、あんをかけない子、トマト嫌いな子、子どもによって嗜好はさまざま。

 中には3回お代わりする子もいました。


 食事が終われば、次はスイカ。 多くの子どもたちがスイカ好きで、みな走って取りに来ます。

 中には、スイカの皮をどれほど薄くするまで食べられるかを競う子どもたちも現れる。
 この手のひらの上のスイカの皮は、ものすごく薄い。これは最高記録だ!!

 他にも、ダッジオーブンで焼いた丸ごとカボチャも大人気、普段はあまり食べないカボチャも
キャンプでは美味しく感じる。


 食事が終われば、食器洗い。最初に新聞紙で使った容器をふき、米のとぎ汁で洗い、
次の水槽ですすぎ、そして次の水槽でもう一度すすぎ、これにて完了。
 


 さて、7時20分頃、ナバさんと一緒に森林文化アカデミーの森に棲むムササビ゙を見に出かける
子どもたちは、森のことやムササビのこと、観察のし方などを学び、懐中電灯を手に山に向かって
行きました。

 ムササビくんは、グググ・・・と鳴いて、空中を滑空したのでしょうか?


 ムササビを見に行かなかった子どもたちは、入浴してから天体観察。

 今回は森林研究所の古川部長さんが天体望遠鏡を持参して下さり、「土星」観察を指導して
下さいました。子どもたちは、「初めて見た。 輪っかがあった。 きれい。」などとそれぞれ
感動を声に出す。土星観察は午後8時から、本当にきれいに見えました。


以上報告、JIRIこと川尻秀樹でした。