エンドレス索をつなぐためのセミロングスプライス
みなさん、JIRIです。
今日は山に設置してあった架線集材(エンドレスタイラー)の撤収と、ワイヤースプライスの実習
でした。
今日もメイン講師は江崎尚史さん。エンドレス索をつなぐためのセミロングスプライスをご指導
頂きました。
今回は8mmのワイヤーを用いて、スプライスの練習です。
Semi-Long Spliceはワイヤー直径の550倍、今回は8mmワイヤーなので4.4mをスプライスです。
3つに分けたワイヤーの末端のうち、一方のワイヤー先端の1つと麻芯材を切断し、末端同士を
合わせます。
ここからスプライスのスタートです。
4人一組でワイヤーを戻したり、巻き付けたり。
江崎先生はスイスイとワイヤー操作されますが、学生は四苦八苦!
ワイヤーの撚りや編み目に逆らってはいけません。自然に撚りに沿えば美しく仕上がりま
す。
途中、学生が判らなくなると、即興で段ボールの黒板に図化して説明。
約40cm間隔で「一越し、二挿し」するワイヤーがヒゲ状に出る。判りましたか?
今年は念入りなワイヤー技術を指導頂けて、学生も本当に勉強になる。
最後はヒゲ状に出たワイヤーを「一越し、二挿し」を4回そして最終仕上げ。
今回は練習でしたが、これが本線に使用するLong Spliceになるとワイヤー直径の1100倍のスプ
ライスになります。想像を絶するほど大変・・・・と学生がつぶやく!
さて、明日は台付けワイヤーのためのワイヤースプライスとテストです。明日も頑張りましょう。
以上報告、JIRIこと川尻秀樹でした。
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