昨日に引き続き、エンジニア科1年生とクリエーター科林業再生講座1年生が『チェンソー・刈払
い機操作実習』を行いました。
メイン講師はJIRIのほか、池戸先生、横井先生、波多野森林技術・支援センター長の4名。
林業再生講座の学生、石塚さん、大野さん、田中さん、森田さんを班長に、エンジニア科学生
が55年生ヒノキ立木の伐採にチャレンジです。
茨城県出身の河合くん、受け口を作って、折り尺をつかって伐倒方向に向いた受け口かどうか
の判定中。 なんと言っても、物言えぬ生きものである樹木の命を頂くのです。慎重に、かつ畏敬
の念を持って向かわねば!
伐採の前には、伐倒方向、待避場所、樹上、伐採木周囲、周辺の5項目を指さし呼称!
そしてホィッスルを吹いて、受け口作成、またホィッスルを吹いて追い口作成、最後にまた
ホイッスルを吹いてクサビを打ち込みます。
河合くんは見事狙った方向に伐採し、枝払いの最中です。
手前からどんどん払って行きます。 枝払いは小さなケガをする確率が高く、枝にチェンソーを
挟み込んでしまうことも多いので、慎重に操作します。
柴田くんは、根元が曲がった立木で、かつ伐採ヶ所の直径が50cmほどのヒノキに挑戦。
重心のブレ、根元曲がりと不利な条件が揃っていましたが、クサビを3枚打ち込んで、まったく
ブレることなく、目標通りに倒すことが出来ました。・・・お見事!
山田くんも、班長の森田さんに指導を受けながら、受け口の方向を確認中。
「もう少し右だね!」と判定して、受け口を2回ほど切り直していましたが、見事目標通りに
伐採完了することが出来ました。
エンジニア科の伊藤さんも、クリエーター科の石塚さんも、丁寧にチェンソーを整備中です。
クリエーター科の田中さんと、エンジニア科の清水くん、田中くんは、エアーコンプレッサーで仕上
げ 掃除したガイドバーやソーチェンを組み上げ中です。
さて、今日も授業時間を約1時間もオーバーするほど実習に励んでくれたみんな、これから
一層チェンソー操作に磨きを掛けましょう!
以上報告、JIRIこと川尻秀樹でした。