つまり人がつくってきた「山」を整備する
現時点の要は「施業プランナ-」の育成と 「現場技術者」の育成、最後に大きな問題「採算性」です。
これらは同一レベルの話ではありませんが、まずは現在育成中の優秀な施業プランナーたちの研修ぶりを紹介します。
森林文化アカデミーの横井教授から、間伐の意義についての再確認。
そして目標林型を定めるのに必要な情報とその必要性の再確認。
各自が岐阜県森林研究所が開発した「シルブの森」をつかって、前回調査した林分のデータを解析。
その解析したデータを元に、目標林型に向かうための間伐方法をコンピュータ上でシミュレーションして、
グループ内での提案を実施する。
切り捨て間伐か搬出間伐か? 低層間伐か中層間伐か、上層間伐か、全層間伐か、・・・
当ては目方によっては、予想外の結果にみな、びっくり!!
最後に、各グループで話し合った目標林型や間伐方針を、代表者が発表する。
データに基づく発表だけあって、みな自信に満ち、なかなかの説得力がある。