これは一体何でしょう??
荒ーい洗濯板??
木製のこぎりの歯??
攻撃的なベンチ??
ノンノン。
これ実は、自力材なんです!!!
森のインターチェンジのどこかしらになんらかの形でくっつくかなにかする何かです!!!
・・・と、問題の答えは濁したまんま、今日はこれの製造過程のご報告です。
正体は分からないにしろ、相当な大きさと複雑な形であることはお分かりかと思います。
いくら加工性に優れている木材といえども、我々には「あんなこといいなっできたらいいなっ♪」と
言うことしかできませんでした・・・。
そう、彼らに出会うまでは。
本日我々は若干の遅刻者を出しながらも、朝からなんとかアカデミーを出発。
向かった先は、そう!木匠塾!!!
彼らが一体何者なのか、我々とどういった関係なのかは、過去のブログ出会い編・育み、そして別れ編・また会えたね編をご覧ください。
とにもかくにも木材加工のプロを目指す彼らです。
卒業試験を控え、忙しいことは重々承知ではありますが、どうしても、どうしても我々だけでは・・・ドラ○もん・・・!!!
と駆け込んだところ、なんと快く受け入れてくれました。
しかも一緒に加工してくれるというではありませんか!!!
��YZ全部に傾いたこの部材をなんとかかんとか図面にしたものを、ふんふん・・・としばらく眺めた後
目にも留まらぬ速さで墨付けを始めます。
途中完成したかに思われた墨付けをすべて初めからやり直す、というハプニングにも見舞われましたが。
��大変申し訳ありません・・・山本)
それでもなんとか墨つけた後は、のこぎり隊!
気合十分!!
でも相当立派な材に、大胆に変な切込みを入れるわけですから・・・一筋縄にはいきません。
汗水たらしてがんばる木匠塾生を横目で見る棟梁なんてこと!・・・というわけではなく、
本当に大の大人が2~3人体重を乗せ固定しながらノコを引くという重労働。
だってこんなに小さなノコギリだものそりゃあ引けないよ・・・
・・・んんん゛!?
・・・折れました。
��本の尊い犠牲刃を出しながらも何とか最後の一切りが完了!!
思わずガッツポーズです。
あとは電動カンナや
手カンナで綺麗に仕上げます。
さすが木匠塾生、仕事がはやい・・・!
それでもやっぱり仕上げは・・・T先生ー!
現役大工の木匠塾先生です。
どうですか。
実はこれ、2本2種の木材が継がれているのです。
うーん、すべすべ。
かくしてこの謎の部材加工、ひとまず完成。
みんなでパシャリ!
宿泊も覚悟していただけにまさか日帰りできるとは、嬉しい誤算です。
本当にありがとうございます!!!
朝早くから材を運んでくださって、しかも一日作業にも参加してくれた辻先生にも感謝感謝です。
さて!
あとはこれをあれしてそれしてああするだけ。イェス!
・・・なのか??
今後の謎部材に、乞うご期待!
記:図面を書くのは、本当に難しい・・・と言い訳してみる、ミスだらけの山本。(木造建築講座1年)