2012年12月13日木曜日

コミュニティビジネスの事業計画を立てる


クリエーター科のコミュニティビジネス起業論です。

今日のテーマは
「事業計画の立て方と自分の棚卸しと物語づくり実習ワーク」です。








ビジネスモデルに必要な要素として,
一般的に言われるものとして,4Pがあります。

Product(商品・サービス)
Price(価格・ロット)
Place(販路・流通,消費財・生産財の複眼視点)
Promotion(コミュニケーションの視点,AIDMA)

コミュニティビジネスでは,
4Pに加えて,

Person(顧客としての対象者,事業主体としての協力者,連携機関)

を加えて5Pで考えていきます。

コミュニティビジネスでは,
経営資源が限られていることを考慮すると,いきなり大規模なビジネスモデルを考えられず,
いろんな協力者と組みながら進めていく必要があります。

Personつまり仲間作りがとても大事な要素になってきます。


実習ワークでは,二人がペアになって「自分の棚卸し」を行いました。


片方がインタビューアになって,

① 「自分の対象地域」はどこか
特徴や資源量はどれくらいあるのか

② 「自分の立ち位置」はどこか
地域の中にいるのか,それとも外からサポートするのか。

③ 「自分の資源」は何か
技術,資格,業務経験,人脈,資金etc

をそれぞれ聞いていきます。なかなか自分で考えていると見えないので,
人に聞いてもらって,引き出してもらうというわけです。


このワーク後は,それぞれで「事業の物語」をつくってもらいました。
物語は,ビジネスモデルの核になるものです。

これをもとに仲間づくりや計画づくりを進めていきます。

次回は年明けの1月です。
5Pを踏まえたモデルを各自で発表してもらいます。