2012年12月24日月曜日
森のようちえん通信 「もちつき&しめ縄づくり」したよ!
アカデミー&周辺で毎日実施している森のようちえんプロジェクトの活動団体「森のだんごむし」の今年最後の日に、毎年恒例のもちつきをしました。
今年も中之保のとっさん(加納吉廣さん/アカデミーOB)の田んぼで子どもたちが田植えしたもち米を使ってのもちつきです。
今年は、さらにしめ縄作りもしたい!というお母さんの声から、やはり自分達で収穫したもち米の稲藁を使ってしめ縄づくりも行いました。
しめ縄の先生として、山県市の神主さん(今は環境教育指導者を目指すおにいちゃん)であるカトちゃん加藤さん)が駆けつけてくれました。
木の蒸篭(せいろ)からはもち米のいい香が、あたり一面に漂います。湯気がホカホカ出ているふかしたての餅米を、皆で思いを込めてついていきます。
お父さんも、お母さんも、子供たちも、
みんなで、そして一緒につきます。
今年は、アカデミーのせんせい、ジリさん(川尻さん)が買ってくれた臼を使わせてもらいました。今までアカデミーには石の臼しかなく、いつか木の臼でつきたいなぁと思ってたら、ジリさんが買ってくれました。
まるでサンタのようなジリさん、ありがとう~。
そして子供用の棒杵は、やはり中之保のとっさんが手作りしてくれたもの。お月様の中のウサギのようにぺったらぺったん、小さな子どもたちも自分でつけます。
もちつきの合間に、カトちゃんに教わりながら、みな思い思いに
しめ縄をつくりました。
しめ縄にまつわるいろいろな話を聞いてお母さんたちも「へぇ~」の連発。
日本人と自然とのつながりに改めて気づかされます。
森林文化ってこういうことなんですね。
いろんな人たちの力と、気持ちがひとつになってできた
今年のおもち。
おいしかったのは言うまでもありません。
来年もよい年になりますように!
自然体験活動指導者・
インタープリター養成コース 講師
野外自主保育
「森のだんごむし」
言いだしっぺ
ナバこと 萩原 裕作