「次世代に里山の知恵を継承したい。」
「身近な虫をキッカケに自然環境について興味をもってもらいたい」
そんな思いからはじまったアカデミーのニホンミツバチの巣箱。
昨年度はおいしい蜂蜜をニホンミツバチさんからおすそ分けしてもらいました。
(IPコース過去ブログ参照ください)
冬の間おとなしく冬越ししていたニホンミツバチさんたち、
暖かくなってきて、先週あたりにオスバチが羽化したサインを巣箱の周りで
発見。で、そろそろ暖かい日に分蜂(ぶんぽう)するのではないか、
ということで、いろいろな人に見つけたら教えてねとお願いしていたところ、
なんと本日お昼、
森林研究所の大洞さんが「うちの大橋さんが今日の午前中に分蜂を見つけたよ。」と
写真を持って告げに来てくれました。(大橋さん、大洞さん、ありがとうございます)
で、その報告に対して、「え?まだいる?」と興奮して聞いたところ。。。
「いや。巣箱の目の前のマツの木に団子になったあと、みんなで飛んでいっちゃったよ」
としっかりと写真と共に報告してくれました。
「…(ショック)」
ひょんな勘違いから、実はとなりにハチの巣箱を用意できなかったため
あたらしい女王バチをはじめとする一
団は皆どこかに行ってしまいました。。
オリジナルの一団はまだ巣箱にいてくれているので今年もまたあのおいしい蜂蜜を
子どもたちと一緒に 食べられそうですが、
来年こそは、巣箱を自分で用意しておこう、そう体験学習したナバでした。。
暖かかった今日、そんな後悔しまくっているナバのとなりで
ハルゼミが今年初めて鳴き始めました。去年よりはちょっと遅いようです。
今年は、ニホンミツバチだけでなく、ドロバチなど様々な種類のハチが好むような
集合住宅?ハチの村?のようなものを、間伐材や自然素材を利用して作ってみようかと
思っています。
花の蜜を主食にするミツバチや、イモムシ等の虫を食べる狩りバチたちを観察していると
その周辺の自然環境の状態がよく分かります。
そんな環境や自然の見方をプレーパ-クに遊びに来る子どもたちにも
体験して欲しいと思っています。
自然体験活動指導者・インタープリター養成コース
なんちゃって講師
萩原ナバ裕作