2014年1月29日水曜日

エコミュージアムを知る!


本日山村づくり講座の課題研究内審査が行われました。内審査には国内でのエコミュージアム活動の草分け的存在であるNPO法人朝日町エコミュージアム協会から、安藤竜二副理事長にお越し戴き、審査に加わっていただきました。



エコミュージアムとは、聞き慣れない言葉かもしれません。エコミュージアムは野外博物館とも言われ、博物館の持つ機能を建物ではなく地域社会で実現する取組みのことです。学生の課題研究は岐阜県馬瀬地域での里山資源を活用したエコミュージアム展開の可能性について論じていますので、安藤さんからは専門家としての貴重なご意見をいただきました。

審査のあと、午後からは山村づくり講座学生を交えて、山形県朝日町でのエコミュージアムの活動についてお話を伺いました。安藤さんによれば、エコミュージアムとは「地域社会の内発的・持続的な発展に寄与することを目的に、一定の地域において、住民の参加により、環境と人間との関わりを探る活動としくみである」ということです。

お話からは、取組みを長続きさせるには、運営側が地域住民があくまで主役であるというスタンスを貫く必要があることを学ばせていただきました。また、朝日町の宝である様々な地域資源や、それを発掘された地域住民の方たちの具体的なお話を伺い、時間はあっという間に過ぎてしまいました。有意義な時間でした。

学生は2/20の課題研究公表会本番に向けて、戴いた意見を踏まえ課題研究をさらに磨きあげてください! 公表会が楽しみですね!!