コミュニティビジネス起業論の発表会が1/30(木)に開催されました。
今年からクリエーター科の共通科目になったので、
発表者も多数です。
どの発表者も時間をかけてプランを練ってくれました。
一部を紹介します。
山村づくり講座の最賀さんの発表は、
「伝統野菜を使ったレストラン」
道の駅で売られていた伝統野菜のナスが、なんと2本で100円。
スーパーで売っている普通のナスより安い…
作っているのは、人口9人でほとんどが80代の高齢者の集落…
手間暇かけたつくった伝統野菜が安すぎる!
「なんとかしたい!」
という気持ちからビジネスプランを考えてくれました。
プランの簡単に紹介すると、
◆目的
農家の所得向上、集落や伝統野菜の認知度アップ
◆提供する商品(product)
ツアー企画および料理の提供
◆価格(price)
一人当たり4000円
◆場所(place)
町が管理する施設
◆プロモーション(promotion)
ふるさと納税制度を活用
プランを4Pのモデルに落とし込んで、
とてもわかりやすく、インパクトある発表をしてくれました。
フィールド調査を行った山県市の関係者の方々も参加して頂き、
有意義なアドバイスを頂くことができました。
◆ ツアーを受けいれる時に、少しでも農家の作業が減るような仕組みが大事
◆ プログラムを動かすまでのチームビルディングが大事
などなど
実際にツアーを企画しており、その中で出てきた課題を元にした
実践的なコメントを頂きました。
とてもすべて紹介できませんが、このような濃い内容の発表が
午後にもわたって開催されていました。
今回の発表を持って、コミュニティビジネス起業論は終了です。
一通りの形式に落とし込んで、ビジネスプランを構築してもらいました。
プランを実行するか、しないかは自由ですが、
今後、実現する人が現れると面白いですね!