2014年11月21日金曜日

日々是精進 チェンソートレーニング

どこまで磨く、チェンソーの基本操作技術


 エンジニア科1年生のチェンソー操作訓練。 夏に相当集中して訓練しましたが、晩秋から初冬に
かけて、第二弾の練習です。

 今日は今週の最終仕上げ、①受け口づくりの試験、②チルホール操作の試験、③ワイヤー片
づけの試験。

 受け口と伐倒方向は一致しなければ、ダメです。 女性の山田さんも、真剣に伐倒方向を見定め
ています。

 花村くんは斜面でもスタンス良く、足を踏ん張って受け口をつくります。

 全員が一台ずつチェンソーとMyソーチェーンの整備をして、切れ味維持を目指します。


 一時的に、チェンソー操作を休んで、伐倒のためのチルホール設置練習。

 対象木にラダーをつけ、ワイヤーを取り付ける。途中、滑車(おかめ)をセットして、逃げ角に
チルホールをセットする。


 ワイヤーをチルホールで引く間、内角に人はいないか。 装着器具はすべて安全に稼働している
かを確認しながらワイヤー緊張させます。



 受け口づくり試験のため、伐倒方向を見定めながらチェンソーワーク。

   水平切りも、斜め切りも完璧だった小森くん、受け口に水準器を置いて、思わずガッツポーズ


 4グループから各1人が代表となって、受け口づくり競技を実施。

 審査は厳しいJIRIが判断!!

 置田さん、西澤くん、住田くん、小森くんの4人が挑戦! みな思い通りに切ることが出来ず、
苦笑いしてますが、確実の腕前は上達しています。


 小森くんの水平切りは見事。

 今回の受け口づくり競技でも、「優勝」でした。


 そのご褒美に、全員を代表して50年生のヒノキを伐採しました。

 受け口は約70度、美しい受け口です。 追い口は約3cm上、ツルは約10%。



 見事な伐採でした。
 伐倒方向よし、安全に目標に向かって伐採できました。


 この伐採終了後、全員が「受け口づくり」の試験、「チルホール操作」の試験、「ワイヤー操作」の
試験を受け、なんとか合格したのです。

 
 さぁ、来週からは50年生ヒノキの間伐実習、特殊伐採木実習が始まります。筋肉痛もなんおその
来週も頑張りましょう。
 
 以上報告、JIRIこと川尻秀樹でした。