2014年11月24日月曜日

キャンプインストラクター講習会の一場面

生涯学習「キャンプインストラクター講習会」開催


 毎年開催している生涯学習『キャンプインストラクター講習会』、今回は11月22日~24日の
日程で、岐阜県キャンプ協会と森林文化アカデミーが開催しました。

 今年は初めてティピー型のテントも張って、雨に備えての野外炊事もバッチリでしたが、幸いにも
3日間とも晴天に恵まれました。

 講習内容はリスクマネージメントから野外炊事、体験活動、自然観察、キャンプファイヤーなど
多岐にわたります。

 最終日には防災知識も身につけようと、袋にお米と水を入れて、鍋に入れ、お湯を沸かしながら
ご飯を炊く技にも挑戦。

 水加減と、空気を抜くことに注意を払って、準備完了。


 40分ほど茹でると、袋がパンパンになるほどふくらみ、見事なご飯が炊けました。

 あぁ~、昼食が待ち遠しい。 炊けたご飯は、そのままお湯につけておけば、2時間ほどは
保温されます。


 さて、昼食までの2時間ほど、JIRIの指導で自然体験活動と自然観察。

 ドングリの帽子(殻斗:かくと)でどんな遊びができますか?・・・・ところで、笛にできますか?

 指に挟んで音を鳴らす、音が出ると嬉しい、妙に感動する。大人でもワクワクする瞬間!

子どもだったら、どうかな?


 演習林内いでは、アメリカ産のスラッシュパインの森で遊ぶ。

 このパインの幹を削ったのは誰? どんな動物? なんのために? 



 日本産のマツ、たとえばアカマツならこれほど幹をえぐられたら腐ってしまいますが、このスラッ
シュパインは樹脂(ヤニ)を大量に出して、自分の幹に腐朽菌などが侵入しないように防いでいま
す。・・・スゴイですね。
 これは100kg以上の大きなイノシシがつけたキズなんですよ!

 楽しい時間も3日目の昼で終了。

 最終仕上げにペーパー試験です。 みな3日間学んだことを、解答用紙に記入していきます。
みなさん、大丈夫ですか?


 なんと、全員が満点合格。

 岐阜県キャンプ協会の鹿嶋会長から、講習修了証が一人ずつ手渡されます。
みなさん、ご苦労様でした。

以上報告、JIRIこと川尻秀樹でした。