2012年11月2日金曜日

エンジニア科一般入試 願書締め切り迫る!!

入試情報や願書はこちらから http://www.forest.ac.jp/nyuusi_jyouhou.htm

 先週から受け付けが始まっている、エンジニア科の出願期間の締め切りが迫ってきました。(11月7日(水)消印有効)

 これを逃すと、最後の試験は来年の3月になります。
 受験をご検討の方、出し忘れの無いように早めに出してくださいね。

 クリエーターは、年明け早々から出願期間になりますので、そろそろ準備をお願いします。
 
 来週末の11月10日(土)、11日(日)は、アカデミー学園祭「翔楓祭」です。同時にオープンキャンパスも開催しますので、ぜひご参加ください。教員も多数来ています。

「ハーフ山村地域ネットワーク」 の誕生

1030日に「ハーフ山村地域ネットワーク」第2回会議が山県市の公民館で開催されました。アカデミー山村づくり講座2年生のYさんが「ハーフ山村地域の将来像を夢見て…」と題して、自分の育ってきた時代と地域をふりかえり、将来は「過去と未来をつなぐ架け橋・語り部になりたい」という夢を語りました。参加者16名がそれぞれの思いを自己紹介し、「原体験「地域の宝」「地域での生き方」の3グループに分かれて話を深めました。
 
この集まりが始まるきかっけは今年6月。高山市のNPOソムニードが主催した「農村コミュニティビジネス講座」に嵯峨が講師として招かれた時に、美濃市のWさん、山県市のKさんと出会いました。その後、Wさんの住む美濃市大矢田地区で山村づくり講座の調査実習をさせてもらい、持ち山や農地の整備についても相談を受けました。一方で山県市のKさんは、山村づくり講座2年生のYさんとも旧知の間柄ということが分かり、親交が復活。
 
9月になり、アカデミーの調査実習まとめワークショップにWさんに参加してもらい、「集落から考える里山の将来像」を作成しました。Wさんはその翌日、フェイスブック上で「ハーフ山村地域ネットワーク」の旗揚げを呼びかけ、KさんYさんら山県市の仲間と数人で第1回の会議を開催しました。そこで披露されたのが、前日作成した「里山の将来像」。その後、Wさんのフェイスブックの呼びかけに応じて賛同者が急増。第2回は美濃市や山県市だけでなく、岐阜市や各務原市からも多種な立場や仕事の人たちが参加しました。プレゼン後の話しは尽きず、予定時間を大幅に超過して終わりました。
 
Wさんによれば、「ハーフ山村地域とは、山村地域にも都会にもなれない中途半端な地域」。そんな地域に暮らす3040代の世代を中心に、仕事や子育てへの思い、地域の良いところ悪いところ、その将来への夢を率直に話し合うゆるやかな場だそうです。これからの地域を担う若い世代のリアリティと、ネットワークを活用した軽やかな繫がりの掛け算が、どんな展開を見せていくか楽しみです。そしてアカデミーの授業がそのきっかけになれたことが嬉しくもあります。
 
 
山村づくり講座 嵯峨創平)
 

小学生が森に来た! ~地元大矢田小学校の森たんけん~

先日のある朝、地元美濃市の大矢田小学校の1、2年生がアカデミーの森に遊びに来てくれました。

秋の宝物探しです。
いろいろな葉っぱ、ドングリ、まつぼっくり、リスの食べ痕(通称エビフライ)、 小枝、不思議な物体
などなど、この時期、森の地面には宝物がい~っぱい。

森の中を歩きながら、宝物を探していると、他にもいろんなものを見つけます。

クモ、森のゴキブリ、カマドウマ、カマキリ、ムカデ、ヤスデ、センチコガネにバッタにチョウ!こどもたちのアイドルです。

 はじめは「きゃ~っ」と一歩引いて見てますが、私が手のひらで虫たちをと一緒に遊んでいるとだんだん近づいてきて最後は手で持って同じように遊んでました。



歩く道も、いつもとは違う、でこぼこ、斜め、ツルツル、モサモサな山の道を、歩きます。平らじゃないからオモシロイんです。
足がからまりそうになるから、いいんです。

持ってきた手袋なんて脱いじゃって、木の幹やコケ、岩、いろんなものを素手で触ると意外な感触が待っています。

「うわ~、きもちいい~!」

森は、手も、心も、裸が一番です。

松葉相撲で遊んだり、草やドングリで笛をならしたり、
山には、遊び道具もいっぱいあります。

最後に葉っぱを顔につけて変身したら森の神様にさよならを言っておしまい~。


ほんの1時間のお散歩でしたが、 みんなとってもいい顔してました。

教室を飛び出して また森に遊びにおいで。
森はいつでもみんなを待ってます。 

自然体験活動指導者・インタープリター養成コース
講師 萩原 ナバ 裕作




2012年11月1日木曜日

地域のビジネス資源発見フィールドワーク【コミュニティビジネス起業論】

コミュニティビジネス起業論の2回目です。

今日は美濃市の大矢田地区にてフィールドワーク実習です。
どんな地域資源があるかを探していきます。


地域資源を考える際のフレームワークとして,
「ばしょ」「もの」「ひと」「とき」という切り口で考えると,
整理が容易です。

農地や山林,景観,気象現象など【ばしょ:空間資源】

休耕田,荒れた里山,鳥獣,バイオマスなどの【もの:生物資源】

商店主,ガンコ職人,消防団などの【ひと:コミュニティ資源】

遺跡,寺社など直接ビジネスには繋がらないが,
「物語」を与えてくれる【とき:地域遺産】

以上の観点で,ビジネス資源の発見フィールドワークです。

歩きながらいろいろな資源を見つけていきます。

また,のちのちのビジネスプランの計画づくりを考えると,資源はおおざっぱでも
数字で把握する必要があります。

地域に休耕田が1反あったとしましょう。
さて,1反からどのくらいのお米が収穫できるでしょうか?

1畝(10畝で1反)の収穫がだいたい50kgです。
一年間で一人が食べるお米の量が50kg程度なので,
1反あれば,10人分のお米が収穫できます。

こうやって,地域資源を数字で捉えていきます。



1時間ほど歩いた後は,同じ地区の別の箇所で津田先生のマツタケの調査実習です。
こちらも有用な地域資源です。


マツタケとあって,みんな目の色が変わって調査します。
やぶこぎしながら調査です。


そもそも,マツタケを発生するためには,アカマツ林が成立しているだけではなく,
落ち葉かきを行い,腐食層が少ない状態になっていることが必要です。
コシダやネジキ,コナラなどが密生していて,やぶこぎしないといけない状況は,
マツタケの発生条件としては,よいとはいえません。

人の手が入ることによって,マツタケが生えやすい状況が生まれるんですね。



調査が終盤に近づく頃,マツタケ発見か!?という情報が飛び込んできましたが,
残念…    フウセンタケの一種とのことでした。






今回は,大矢田地区を歩き回りながら,地域資源の発見を行いました。

次回は,地域資源を数字で整理しなおし,いろいろなマクロ的な情報(社会の統計情報,業界情報,他地域の状況)を収集しながら,地域資源の位置づけを考えます。


架線実習の7日目です。
残すところあと1日となりました。

今日はエンドレスタイラーの撤収作業です。

・ロージンブロックの撤去
・荷上げ索の回収
・主索の回収
・エンドレス索の回収

と進めていきます。


搬器を外しています。





みなで控索の撤去です。




設置には3日間かかりましたが,
撤収はあっという間です。

集材機も片付けました。奥に見えるのは,片付けた滑車やワイヤ類です。


なんと13時半には片付けが終了です。
架設には3日間かかりましたが,撤去は半日です。
江崎先生のいう「段取り」がとても大事ですね。

早く終わったので,ナタ研ぎの続きです。

みんな熱中して16時過ぎまで研いでいました。
うまく研げているでしょうか。

次はワイヤスプライスの練習です。
去年と今年に1回ずつ練習していますので,
もう一度,確認作業です。

しっかり見につけてもらいたいと思います。

「住宅の結露の知識と対策」を開催しました。短期技術研修

 昨日、短期技術研修の「住宅の結露の知識と対策」を開催しました。

 この研修は、木造建築病理学の結露対策講座の拡大版です。

 木造建築病理学では、耐震や維持管理など、様々な授業が連携して住まいの性能を定量的に把握し、計画できるようにカリキュラムを組んでいますが、多岐にわたる授業のため時間の制約もあり、結露の授業では、計算の実習まで踏み込めない部分を補足し、実務に特化した内容の研修を企画しました。

(来年度の木造建築病理学の科目履修生の募集案内が間もなく出来上がりますので、興味のあるかたはもう少しお待ち下さい。このブログでも紹介します。)

 エネルギー問題の高まりや、省エネ法の改正で、温熱や省エネが、業界内で話題になっていることもあり、それに付随する結露対策はホットな話題です。
 定員を大きく上回る方が申し込みがありましたが、サポートの学生の協力で、全員受講いただきました。


 まずは、断熱の重要性と、断熱強化による結露のリスク増加をまじえた、温熱、結露の基礎知識の講習です。
 昼休みももったいないので、結露対策で必須の気密施工方法の留意点の動画を流していました。

(受講生は休まる時間が無かったかもしれません。)

 
途中で、いろいろ実習も組み込みました。
 素材データシートから、物性値を読み取り、断熱性能や結露危険度の計算していきます。
 根拠と調べ方がわかれば、比較的簡単な計算で、結露の危険度判定ができます。


 その後、6つのグループに分かれて、オリジナルの壁を考えていただきました。
 最初にコンセプトを決めて、結露対策は必須として、それ以外にも、耐震や意匠性、環境負荷、コスト、地域性など、20数項目の検討を行っていきます。


 最後は、考えたオリジナル壁の発表です。
 古民家改修に適切な壁構成や、いかにコストを抑えて壁を提案できるか、耐震性も確保しつつ結露リスクの少ない壁など、いろいろな提案が出てきました。


 朝10時から17時近くまで熱心に受講された受講生へのプレゼントとして、この講習で行った手計算が手軽に検討できるエクセルツールを用意しました。
 最後のグループ検討でも、実際に使っていただきました。手計算と違って、厚みや素材を変更した結果が瞬時に分かって、実務でもすぐに活用できます。


次年度も、面白い企画を考えていきますので、楽しみにしてください。

「森林経営計画実習」2日目

 クリエーター科林業再生講座2年生の「森林経営計画実習」の2日目です。



 本日は、計画対象地であるアカデミー演習林の路網についての検討です。最初に、杉本先生による路網と森林作業道に関する復習の講義がありました。



 次いで、地形図に路線を入れていく机上作業です。まずは、等高線の間隔などから、急傾斜地などの道の開設に適さない場所に色を塗っていきます。次いで、どのような作業システムで集材・運材するかを考え、適切な道の規格について検討します。川尻先生も加わり、様々な視点から検討を加えていきます。

 それを受けて、学生が各自で、地図上に路線を計画してみます。





  午後からは、計画した路線が適切かどうかの現地検討です。

 ハンドレベルを使って、設定した勾配で線型をぼっていきます。










 途中、大きな岩にぶつかったり、緩やかだと思った尾根が馬の背だったり、思いのほか急斜面であったりと、地図で読み取れる情報と現場とのギャップを目の当たりにしました。

 計画した路線の開設が不可能だと思われるつど、改善策を検討します。

 残念ながら、どの路網計画も、そのまま使えるものではありませんでした。




 最終的には日没コールドで、路網計画のし直しは宿題となりました。道の規格を含め、よい案が出てくるでしょうか。次回のお楽しみです。


  by 横井秀一