2012年8月27日月曜日

ものづくり講座日記更新

ものづくり講座日記が更新されました。

今回は、2年生の学生が課題研究として取り組んでいる様子です。

かつて電気がない時代に使われていた足踏み式のろくろ。
それを一般の人でも気軽に楽しめるろくろに改良して復活させるという壮大な研究開発です。

ぜひ応援してあげてください!

ものづくり講座日記は→こちらから

国体グッズの制作

アカデミーのものづくり講座では、
今年岐阜県で開催されるぎふ清流国体のグッズ制作進めていることは以前紹介しました



そのグッズのデザインが決定し、現在は8月末の生産を前に、工程づくり、治具作りを進めています。
制作する数は全部で120個。

2年生の学生でも同じものをこれだけの数作った経験はなく、さらには、制作は2年生だけでなく1年生も参加するため、しっかりとした工程づくりが必須となります。

 
だれが見ても、どういう順番で、どの機械を使って、どのような加工をするのかわかるような工程表づくり。
だれがやっても全く同じものが安全に正確にできるような治具作り。
同じ物を大量に生産するということは、それにかかる時間以上に準備が必要になってくるのです。
さらには、1年生に対して制作指示をするということは、しっかり加工内容を 腹に落としこんでおく必要があります。自分だけがわかっていればいい、という世界ではありません。


普通の木工系の学校では、
自らデザインしたものを多数生産するために工程を作りこんだり、治具を作りこんだりすることはなかなかできないと思います。アカデミーならではの学びがここにもあります。

ものづくり講座 ルーターを使う加工

昨日のオープンキャンパスから始動したものづくり講座。
(オープンキャンパスのものづくり講座では、いつも授業を見ていただくようにしています)
1年生は、木工1の授業で、ルーターを使った加工をマスターするため、
時計の制作に入りました。


ルーターというと、
電動工具としてのハンディルーターと木工機械としてのルーターマシンがありますが、
今回は、ハンディルーターを使って時計の成形加工を行い、
ルーターマシンを使ってムーブメントを納める溝を掘ります。

夏休み中の宿題として、
市場に売られている時計の中でいいものを探してくるというお題が出ていました。
そこから、各自で作りたい時計をデザインしてもらい、
最終的に投票を行い、多数決でデザインを決定しました。
今回作る時計は、アカデミーのロゴマークである葉っぱとしずくの形をしたものに決まりました。
そして、作った時計は学内のあちこちに使われる予定です。



さて、では何個も全く同じ葉っぱ型に加工するにはどうすればいいのでしょうか。
それは、成形治具というものを作るところから始まります。
そして、その治具に材料となる板を固定し、
治具を刃物に取り付けられたベアリングに沿わせてルーターで切削することにより、
全く同じ形状のものができるというわけです。



ルーターは、治具によってとても幅広い加工が可能になります。
その一番基礎的な治具ですが、学生自ら作り、加工することはとてもためになると思います。




さぁこの時計たちは最終的にどのように仕上がっていくのか。
またレポートしたいと思います。


ヒノキ実生の成長の様子と生涯学習講座「木から樹へ」のお知らせ


この春から育てているヒノキの実生が大きく育ってきました。3月の後半に種まきをして,4月の中旬に発芽してきました(下の写真は発芽の様子です)。


夏休みの前は漸く本葉が出たばかりだったのですが,早いものです。

ちなみにこのヒノキの実生は廣田先生の木育モデル園プロジェクトの中で中心的な役割を果たしているおばけツリーの後代です。

9-11月にかけて予定している本学の生涯学習講座の「木から樹へ 〜針葉樹とともにある岐阜の暮らし〜」は,このプロジェクトを題材に建築における木育を体感し,針葉樹を使うことによる森林づくりについて学ぶ連続講座です。

 詳しくはこちらを参照してください。応募締め切りは9/15日です。どしどし応募を待っています。

森と木の就職・転職セミナー 木造建築編

森と木の就職・転職セミナーを
9月9日(日) 大阪
9月16日(日) 名古屋
で開催します。各専門分野の森林文化アカデミーの教員が講師をつとめます。

セミナー内容は、具体的な就職先を案内する内容ではないですが、それぞれの分野で抱える課題を整理し、解決策の事例やヒントをご紹介します。これからの社会で求められる人材とは、どんな人なのか。その道筋もご紹介します。

 たとえば、私は両日とも木造建築分野を担当しましが、90枚近くあるスライドから、一例をご紹介します。



 木造建築に関わる職種はスライドにように多種多様にあります。その中で、自分にあった職種を見つけなければいけません。



また、建築業界の抱える課題もたくさんあります。一番大きな課題は、景気や人口減少に伴う建築数の低下です。そのほかにもたくさんの課題がありますので、それらを整理します。



そんな中でも、木造を望む声も多く、機械や情報産業と違い、海外で全てを作ることはできませんので、地場の産業として残ります。
そのため、きちんと仕事をこなすことができれば、今後の可能性は十分にあります。




もちろん改修の需要は今後も伸びていきます。ここでも木造の割合は圧倒的に高いです。


そんな中で求められる人材は、上辺だけの知識や技術ではなく、きちんとした土台に上に立った総合力と+αの要素が必要です。
そのために、現場で徐々に習得することもできますし、働きながら勉強することもできます。
そんな、様々な流れをご紹介します。
私たちの森林文化アカデミーもその候補になるはずです。


開学10年以上を経た森林文化アカデミーの卒業生がどのような進路へ進んでいるのか、数名ご紹介します。いずれも、この業界で活躍しています。

森や木に就職したいが、どのようなルートがあるかよくわからない方、実際に業としての未来はあるのかなどの疑問をお持ちの方、ぜひ森と木の就職・転職セミナーにお越しください。

お申込みは、こちらから受け付けています。



2012年8月24日金曜日

週末、オープンキャンパスです。

26日(日)10:00~オープンキャンパスです。

会場準備も整いました。


申し込み不要で好きな時間帯から参加できます。

13:15~ 教員のリレー講演があり、5人の各分野の教員より、ミニレクチャーをお聞きいただけます。

詳しいスケジュールはこちらから

最寄の「美濃市駅」(長良川鉄道)と「高速美濃IC」(岐阜バス)への送迎も準備しています。送迎スケジュールはこちらから。

みなさんのご参加、お待ちしています。

自力建設2012 木漏れ日の塔 進行中

 今年度の自力建設は基礎工事がひと段落したのち、木材加工のため、木造建築講座に加え、エンジニア科2年生の希望者とともに岐阜県中津川市加子母で合宿中です。

 昨日は、日本オスモの島さんをお招きして、塗装実習を行いました。
 オスモカラーの特徴を熱心に語る島さん。ひまわり油をはじめ、自然由来の成分が主剤となっています。

 続いて、塗装の実習です。塗り方ひとつで、仕上がりや性能が変わってきます。
 まずはよくかき混ぜ塗料を均一にします。

 木材の準備もかかせません。汚れやほこりを十分に払った後、いよいよ塗っていきます。

 木目にそって、一枚一枚通して塗ります。
 大事なのは塗り厚。厚すぎると表面に幕を張ってしまい吸放湿性が妨げらてしまいます。


 いよいよ学生たちも塗装・・・。その前に土場を汚さないように十分に養生します。


  まずは、木造建築講座の山崎くん。慎重に塗っています。


 エンジニア科の学生もそれぞれ分担を決めて塗っていきます。


 塗った箇所はつやが出て非常にきれいな木目が浮き上がってきます。


合宿はもう少し。暑さに負けず、がんばれ!!
木造建築講座 辻