平成23年最後の岐阜県での施業プランナー研修が開催されました。
今回で第14回を迎え、研修生の顔つきも一段と凛々しさを増してきました。
本日の講師は森林整備課技術支援担当の下野俊彦技術主査、題目は「計画の作成と進捗管理、日報による実績管理」です。
午前中は主に講義、午後からは各自のパソコンで演習です。
最初は「何のために計画をつくるのか」、「計画は意志決定を行うための基礎」、「計画を策定する上で必要なものは何か」
もっと掘り下げると、私たちが立てる「計画」は
1.経営計画のための計画なのか
2.補助金をもらうための計画なのか。そうではないはず!
次に、「なぜ進捗管理が必要なのか」
1.現場に対して費用や仕事量の進み具合を知らせる
2.段取りや進め方を検討して行くため
結果として、「現場技術者のモチベーションをあげるため」
有効な進捗管理は、毎日の聞き取りなど、現場技術者とのコミュニケーションが重要です。そのためには「日報」と「ミーテキング」を有効に利用して、現状を共有することがポイントとなる。
進捗の見える化も必要だが、それを改善するための「5-B’s」
1.Bottlenecks(妨げ、隘路) 停滞
2.Balance(バランス) 統一
3.Buffers(緩衝物) 余裕
4.Breakdowns(故障、破損) 点検整備
5.Blunders(まごつく、つまずく) 熟練
ある森林組合では補助金申請のための現地測量を、一回だけのものとしないよう、測量時に周辺の地形や目標物のコメントも記入して、後生に引き継げるようなデータ作成を実施している。
さて、午後からのパソコンによる業務管理、使用するソフトはエクセルです。これで、森林簿データを所有者毎、樹種毎にまとめます。 VLOOKUP関数やDSUM関数の使い方を学んで、希望するデータを抜き出す操作を学びます。
さてさて、次が難解なピボットテーブルです。この手法を使うと大きなデータを比較的軽くデータ集計できます。団地毎の調書番号数、団地毎の材積、団地毎の搬出間伐本数、」団地毎の平均材単価などを瞬時に計算できるよう、数式を組み込みます。
慣れないピボットテーブルに手を焼く中、あっという間に終了の時間となってしまいました。充分使いこなすまでには時間を要しますが、簡単な表計算で結構高度な進捗管理を含めたデータ管理ができることがわかりました。
年内最後の施業プランナー研修、みなさまご苦労様でした。 報告 ジリこと川尻秀樹