2012年2月14日火曜日

森林文化アカデミー演習林の「森林経営計画」策定に向けたプロジェクトチーム会議

岐阜県立森林文化アカデミーには
隣接する約33ha演習林があります。ここはヒノキ林を中心に、スギやマツが植栽され、ほかにも森林研究所の試験地が数多く設定されています。

この森林について、平成24年度から実施される「森林経営計画」を策定するための会議が平成23年10月21日から開催され、県庁や森林研究所を巻き込んでプロジェクトチーム会議を開催してきました。

今回は第三回の会議を森林研究所で開催し、演習林の利用計画見通し、作業路線形、経営計画作成のための作業内容について確認をしました。


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演習林内は研究所の試験地はもちろん、学生さんが実施する間伐や植栽の実習、集材架線実習地、間伐展示林、他にも「森のようちえん」利用林など、さまざまな利用計画が組み込まれます。
演習林の上部は地質がチャート主体で、場所によっては崩落したチャートが崖錐を形成しており、作業路を開設しても崩れてしまう可能性が高い問題もあります。

今後、3月下旬を目途に、森林文化アカデミーでは横井教授を核として、演習林の経営計画作成に向けた検討をしてゆく予定です。