2012年9月11日火曜日

新しい木造建築のかたち(その4)

新しい木造建築・・・というタイトルですが、古きを温めなければ、新しいことも生まれてきません。

この建物は古き良き建物ですが、現代でも違和感ない建物です。新潟県にある木造の教会です。レーモンドさんが設計しました。




教会外観


教会内観・・・学生も一生懸命学んでいます



昔の設計者さんは構造の理論的、実験的な部分については、現在よりも低いレベルであったと思います。しかし、有名な設計者さんが設計した建物は、力の流し方が理にかなっているので、いつもびっくりします。

学生も一緒に視察して、その建物でひとつでも発見があると、私があちこち連れ回っている(学生が私に連れ回されている)意味が出てくるのですが・・・、どうなのでしょうかね。

古い木造建築であっても、現代の見方をするといろいろと参考になる技術や構法があります。どんどん参考にしていきましょう。