2012年9月17日月曜日

子どもたちと一緒にムササビ見たよ!


先日、地元美濃市中央公民館とのコラボ行事である小学生のための野生生物観察会
「いきものたんけんたい」を実施しました。今回は、地元洲原神社に住むムササビの観察です。

参加者は小学生とそのお父さん、お母さん。ムササビの大きさや食べ物についての話のあとは、ムササビの探し方の体験です。巣穴やその下にムササビのフンがあるか、みんなで探しました!

子供たちは、正露丸そっくりのフンを見つけると「あった!!あった!!!」と大喜び!
手の平に乗せてフンをコロコロ転がしながらじっくり観察。何を食べているのかよく分かります。

日没の時間、たくさんある巣穴の中でもよく使っていそうな巣穴を皆で選び、近くで待ち伏せです。
はたして、ムササビに会えるのでしょうか!?

日が沈み、すっかり暗くなった頃...ライトの中に光る目が二つ! ムササビです!!!

子供たちは大興奮! そして皆が見守る中、頭上を見事に滑空する姿を
じっくりと見ることが出来ました。お父さん、お母さんからも大歓声!

最後はふりかえり。「ライトに反射して光る二つの目」「鳴き声」「木をスルスルよじ登るところ」「えさを食べてるところ」「滑空するところ」などなど、ムササビの様々な動きを観察できたこと、ムササビの探し方、観察の仕方を体験できたことなどについておさらいしました。

子どもたちがこの豊かな自然の中で暮らす生き物たちと今後とも素敵な出会いをしていってくれたらと思います。そしてそのお手伝いができるよう今回のような実習を重ねながら、立派なプロを目指したいと思います。

エンジニア科2年 佐藤誠昂 談
自然体験活動指導者・インタープリター養成コース講師 萩原ナバ裕作 編